地域を盛り上げる企業から学ぶ〜青森県中小企業家同友会で感じた地域経営〜
先日、青森県中小企業家同友会津軽支部主催の「五所川原立佞武多例会」に参加させていただきました。
今回の青森訪問は、ねぶた祭を見学することだけが目的ではありません。
全国で活躍されている経営者の皆様との交流を通じて、企業経営や地域づくりについて学ぶ、とても有意義な時間となりました。
私自身、京都で精密機械輸送や撮影機材輸送、ロケバス事業などを営んでいますが、県外へ出るたびに「その土地の文化」「産業」「物流」を意識して見るようにしています。
まずは青森の文化に触れるため、ワ・ラッセへ
例会の前に、青森県観光物産館「ワ・ラッセ」を見学しました。
目の前に現れる大型ねぶたは想像以上の迫力。
その美しさや職人技に感動する一方で、運送業に携わる私は、どうしても別のところにも目が行ってしまいます。

職業柄、気になったのは「搬入口」
「この大きさのねぶたは、どうやって館内へ搬入するのだろう。」
そんなことを考えながら、搬入口や搬送ルートまで見学していました。
大型精密機械を輸送している私たちは、日頃から重量物や大型製品を安全に搬入・搬出することを仕事にしています。
だからこそ、
・搬入口の大きさ
・搬送経路
・保管方法
・組立や搬出方法
などが自然と気になってしまいます。
少し職業病かもしれませんが、それも物流に携わる者ならではの楽しみ方だと思っています。

五所川原立佞武多例会で学んだこと
今回参加した「五所川原立佞武多例会」では、多くの経営者の皆様と交流することができました。
例会報告をされたのは、山形県中小企業家同友会より、ティスコ運輸株式会社の菅原様です。
菅原様からは、「2100年に向けた企業づくり」という壮大なテーマで、未来を見据えた企業経営やビジョンについてお話しいただきました。
目先の利益だけではなく、何十年、何世代も先を見据えて企業を存続・発展させていく考え方は、大変勉強になりました。
企業は経営者一代だけのものではなく、地域や社員、そして未来へ受け継いでいく存在である。
そんな強い想いが伝わる素晴らしいご講演でした。


地域を支える経営者の存在
今回の例会や青森での視察を全面的にアテンドしていただいたのは、青森県中小企業家同友会津軽支部、たんぽぽ運送株式会社の稲葉様です。
細やかな準備や温かいおもてなしのおかげで、青森の魅力を存分に知ることができました。
同友会活動だけでなく、本業でも地域を支えながら活躍されている姿勢には、大きな刺激を受けました。
地域を元気にする企業があり、その企業を支える経営者がいる。
今回の青森では、そのことを強く感じました。

夜は迫力のねぶた祭へ
例会終了後は、ねぶた祭を見学しました。
写真やテレビでは何度も見たことがありましたが、実際に目の前で見る迫力は想像以上でした。
巨大なねぶた。
響き渡る囃子。
跳人の熱気。
そして、それを支える数え切れないほど多くの地域の皆様。
祭りは一日で完成するものではありません。
一年を通じた準備、多くのボランティアや地域企業の支えがあって初めて成り立つものです。
企業も地域も、多くの人の力によって支えられていることを改めて感じました。


翌日は龍飛崎へ
翌日は龍飛崎まで足を延ばしました。
私は昔から、その土地の「端っこ」に立つことが好きです。
道路の終点や岬、港を訪れると、その地域の歴史や産業、そして物流の役割が見えてきます。
龍飛崎から津軽海峡を眺めながら、本州と北海道を結ぶ物流の重要性について改めて考える時間となりました。
普段何気なく届く荷物の裏側には、多くの物流事業者の努力があります。
全国を訪れるたびに、自分たちの仕事の社会的な役割を再認識させられます。

学びを京都へ持ち帰る
今回の青森訪問では、
地域に根差した企業づくり。
100年先を見据えた経営。
地域全体で文化を守り育てる力。
そして物流が果たす社会的役割。
多くのことを学ばせていただきました。
私たち、たちばな運輸株式会社・株式会社tucも、京都を拠点に全国へ高品質な輸送サービスを提供しています。
今回の学びを自社の経営に活かし、お客様にさらに安心してご依頼いただける企業を目指してまいります。
最後になりましたが、今回このような貴重な機会を設けていただいた青森県中小企業家同友会津軽支部の皆様、ティスコ運輸株式会社の菅原様、たんぽぽ運送株式会社の稲葉様をはじめ、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

