お客様インタビュー
ユーシン精機様 × たちばな運輸

「普通」に囚われない運送を行うたちばな運輸。
生産、物流、エンドユーザーまでを一気通貫でとらえる視点

  • ユーシン精機 後藤様
    ユーシン精機
    後藤様
  • ユーシン精機 松本様
    ユーシン精機
    松本様
  • たちばな運輸 吉田
    たちばな運輸
    吉田

YUSHIN×tuc transport

ユーシン精機様(以下、ユーシン精機)は京都市に本社がある精密ロボットメーカーです。主なプロダクトはプラスチック成形工場で用いられるロボットで、その精密な技術や品質は世界トップクラス水準。日本国内だけでなく世界各国のメーカーでユーシン精機のロボットが使われています。今回はそのロボットの輸送の一部をたちばな運輸(以下、弊社)にお任せいただいており、なぜ弊社にご依頼いただいているのか、またこれまでの取り組みで感じてくださっていることなどをお聞かせいただきました。

たちばな運輸 吉田

弊社 吉田(以下、吉田):

ーーあらためてユーシン精機様がどんな会社なのか教えていただけますか?

ユーシン精機 後藤様

ユーシン精機
後藤様(以下、後藤様):

弊社は、工場などで人の代わりに働く産業用ロボットを作っている会社です。主にプラスチック成形の工場などで使用されるロボットで、金型にプラスチックを流し込み、成形したものを次の工程に流すピック&プレイスのロボットが製品の核になっています。サイズ的には小さくても1m〜1.5m四方のサイズになりますので、比較的大きなロボットです。

たちばな運輸 吉田

吉田:

ーー弊社に初めてご連絡いただいたのはたしか2018年でした。そもそもなぜ新たな運送会社を探されていたのでしょうか。

ユーシン精機 松本様

ユーシン精機
松本様(以下、松本様):

2018年頃、当時は受注がすごく増えており当時取引していた運送会社がキャパオーバーになりそうで、新たな取引先を探していました。弊社が京都の会社なので、やり取りがしやすい京都に拠点のある運送会社を探しており、御社のHPを見つけたのがきっかけです。

たちばな運輸 吉田

吉田:

ーーたしか、最初は弊社の事務所にお越しいただきました。当時は松本さんと上席の方でお越しになられ、詳しくお話を聞くと、当時のトラック稼働台数より下げても効率的に運送できると思いご提案しました。

ユーシン精機 松本様

松本様:

運送会社から改善提案があるのはとても新鮮で衝撃を受けたのを覚えています。
普通、運送会社からすれば台数増やしてなんぼだと思っていたので。
自社の売上にもつながりますしね。自社の売上が下がるような提案を運送会社から提案するなんて中々ないですよね。

たちばな運輸 吉田

吉田:

ーー弊社は現場の声を上げて改善をしていかないといつまで経っても物流と生産、ユーザーが繋がらないと常に考えていますので、自社の売上が下がるというのも目先のことで、それよりも情報を共有し、改善することで効率化出来れば両社だけではなく、関係会社にも結果としてプラスになると考えて提案しています。定例ミーティングでご提案したレイアウトの変更もその一つですね。

ユーシン精機 松本様

松本様:

そうですね。弊社の産業ロボットは大型の精密機械なので、積み込みする前に一旦製品をバラバラにして積み込みしなければいけない物があります。吉田さんがレイアウト変更をご提案いただいたことで、積み込みしやすいように今のレイアウトになりましたね。
弊社では気が付いていなかったデッドエリアと言われるスペースをご指摘いただき、積み込み時間短縮につながりました。ありがとうございます。

たちばな運輸 吉田

吉田:

ーーこちらこそありがとうございます。会社の考え方や方針にもよりますが、改善を提案しても物流部分はどの会社でも後回しにされがちなので、ユーシン精機さまは改善に前向きにご協力いただいた結果です。
最後の質問になりますが、ユーシン精機から見た弊社はどのような会社ですか?

ユーシン精機 松本様

松本様:

変化を恐れない会社だと思います。現状に満足せず、様々な提案を今もしていただいています。見ていてあきないというか、今後ももっといろいろ一緒にやりたい会社ですね。

ユーシン精機 後藤様

後藤様:

私は受注した仕事をそのままこなすだけの会社ではないと感じています。様々な仕事に新しい付加価値を提案してくださる会社ですね。

たちばな運輸 吉田

吉田:

ーー大変うれしい半面、今まで以上に緊張感が出ました。ありがとうございます。期待に応えられるようにより一層気を引き締めてまいります。
多くの会社様は、物を生産し、出荷してユーザー様に届ける過程を各部門でぶつ切りにしている事がほとんどです。
生産部門の方が、作った製品をどうトラックに積むのかまでもちろん考えられないですし、どう積むかは、運送会社の仕事です。ただ、各部門でぶつ切りにせず、いろいろ相談できれば効率的に作り、運ぶことができます。2024年問題なども迫っている中で、各会社が少しずつでも改善に取り組むことで全体が良くなると私は考えているので、今後も色々とご提案をさせていただきます。

本日はありがとうございました!