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4tアコーディオン超低床エアサス車納車されました!! 「2024年問題の労働時間短縮に向けて」

先日ですが、当社初となる4トン平アコーディオン車が納車されました。

 

平ボディ車のネックとなるのがシート掛け。

当社も創業以来平ボディ車が主流でしたが、

やはり背の高さがある荷物にシート掛けするのは苦労もありますが、

乗務員の転落の危険性もあります。

ハーネスベルトを付ける積み込み場所もありますが、その割合は低いのが現状です。

 

 

アコーディオン仕様にする事によって考えられる懸念事項は、

荷室内高に制限が出来る事。

また、積み込みや荷下ろしする場所によっては、

車両が入れない事もあります。

そういう場所には従来通りの平ボディ車を運行させるとして、

可能な場所はフル活用出来ればと考えています。

 

 

 

荷台内高は2875mmとなり、

縦根太を抜いて最大限の寸法を確保。

これにより許可不要で運行出来る荷物がずいぶんと増えました。

 

 

 

 

 

当社にはウイング車も様々なラインナップがありますが、

以前に残念な事がありました。

その他のトラックバリエーションはこちら👈

当社の大型ウイングは荷台内高2725mm確保出来ており、

2650mmくらいの精密機械は積載可能なのですが、

一回だけ輸送して以来、

以後の運行はやはり平ボディ車に戻ってしまった事が過去にありました。
※トラブルは皆無でした

理由としてはお客様から「前例がない」
「平ボディを指定しているのだから、平ボディで来て欲しい」
と言われた事がありました。

積み込み、荷下ろし、運行する場所において全てクリア出来ているのに、

非常に残念な思いをした経験でした。

精密機械が梱包された大きな木箱でも当社のウイングなら積載可能なのに、

上席の方まで交渉が出来ずに提案が担当者で止まってしまうのは、

本当に残念な事です。

 

 

 

 

 

 

今回は4トンですが、次は大型のアコーディオン車を検討しており、

まだまだ前例が無いというだけで断られる事は続くとは思います。

しかし、労働災害を防いだり荷役作業時間の短縮の為にはこれに懲りず、

お客様と共に様々な実証を繰り返してクリアしていかねばなりません。

こういう細かな事の繰り返しが、

2024年に実施される残業時間の上限規制をクリアする事に繋がる訳ですので。

色々なお客様の理解が得られる事を切に願います。